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    検査と治療  【内視鏡的粘膜切除法】   

早期胃がん・ポリープ
-からだにやさしい癌治療-
食道・胃・大腸等の癌の切除法には、外科的手術で切除する方法と、内視鏡で切除する方法があります。
外科的手術に比べ、内視鏡で食道・胃・大腸の粘膜を切除する治療は、
  ・からだへの負担が少ない
  ・臓器の機能を温存できる
  ・食欲の低下が少ない
  ・社会復帰が早い
等の大きな利点があります。

内視鏡治療ができるのは、病変が粘膜層にとどまっており、癌の転移がないと考えられる場合のみです。その条件を満たしている早期癌は、内視鏡的治療で治癒させることが可能です。

また、将来的に癌になる可能性がある良性の腫瘍性ポリープや、腫瘍でなくても表面の発赤が強く、貧血の原因となるようなポリープも内視鏡で切除することをおすすめします。

治療時間は病変の大きさ、部位によって異なりますが、概ね30分〜2時間程度です。通常、翌日より食事が可能となり、1週間程度の入院で治療が完了します。
胃内視鏡

治療方法
平坦な病変には、ワイヤーをかけるため、粘膜の下に生理食塩水等の液体を注射して病変を盛り上げたり、内視鏡の先端に装着したキャップ内に粘膜を吸い込んで病巣を持ち上げ、その後、盛り上がった病変を内視鏡の先ワイヤーで絞めつけ、高周波を通電して焼き切ります。
盛り上がっている病変には、そのままワイヤーで絞めつけ、高周波を通電して焼き切ります。
内視鏡的吸引粘膜切除法治療

@病変部周囲にマーキング

内視鏡的吸引粘膜切除法治療 A病変部直下の粘膜下層に注射
内視鏡的吸引粘膜切除法治療 B病変部をフード内に吸引
内視鏡的吸引粘膜切除法治療 Cスネアを送り出して病変部を絞扼
内視鏡的吸引粘膜切除法治療 Dスネアに高周波電流を通電して病変部を切除し、吸引しながら回収

当院での症例
80歳代の男性で、内視鏡検査にて発赤した約15o径の陥凹病変を認め、生検にて胃がんと診断されました。【写真@】

ただ胃がんの中でも質の悪い組織型であったので、胃がん治療のガイドラインに従うなら開腹手術すべき症例です。
しかし、1)患者本人が開腹を拒否したこと、2)肉眼的にも粘膜がんであること、から、インフォームドコンセントのもと、内視鏡的粘膜切除法を施行しました。

【写真A】は、病巣の周囲にマーキングを行い、スネアで絞扼したところです。マーキングがスネアの中に含まれているのがわかります。このあと、通電・切除しました。

【写真B】は、切除直後の胃潰底です。出血は見られません。
病変を回収したあと、フードで潰瘍の辺縁もめくって出血しそうな所見のないことを確認して終了しました。【写真C】

組織検査の結果は、肉眼所見通りで、粘膜がんでした。病変の切り口に正常の粘膜が含まれており、また、がんが転移する経路であるリンパ管および静脈にがんの湿潤は認められず、完全切除と判断し、経過観察中です。
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【写真@】 【写真A】 【写真B】 【写真C】
井野病院 内科医師 日本消化器内視鏡学会指導医 森本真輔
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