あなたの骨は大丈夫? 骨密度測定のすすめ
高齢化に伴い、骨粗鬆症の方が日本には約1000万人以上もいるといわれています。
骨粗鬆症とは、骨の形はそのままで骨の密度が減少した状態で、骨がスカスカで骨折しやすい状態になっていることをいいます。
女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられ、圧倒的に女性、特に閉経後の女性に多くみられるのが特徴です。
骨塩定量検査
骨はタンパク質とカルシウム、リンなどからできています。骨塩定量検査はこれらの密度(骨量の状態)を調べます。
検査方法は、着衣のまま仰向けにベッドに5分ほど横になるだけ。痛みもなく簡単に測定できます。X線を使って測定しますが、極めて少ないX線量ですので女性の方にも安心です。
骨密度の減少を早期に発見し、骨折の原因となる骨粗鬆症の予防や適切な治療、日常生活や食事の見直しを行うために、是非、検査を受けましょう。
※井野病院では、骨塩定量検査をより正確・安全・スピーディーに行うため、世界でもっとも信頼されているアメリカのホロジック社製の二重エネルギーX線吸収法(DEXA法)を用いた検査装置を導入しています。